コーチングの歴史
コーチというと、ほとんどの人がスポーツのコーチを連想するでしょうが、私も最初はそうでした。
しかし調べていくうちに、下記の事がわかりました。
(以下はビジネスコーチング、PHP研究所発行、著者本間正人さんの書籍を元にしたものです。)
コーチという言葉が英語のボキャブラリーに登場したのが1500年「馬車」という意味で、動詞として「大切な人を、現在その人がいる場所から、その人が望む場所まで送り届ける」という意味が発生したそうです。
1840年代になると、英国のオックスフォード大学において、受験指導をする個人教師をコーチと呼ぶようになり、1880年になるとボート競技の指導者が、コーチと呼ばれ、他のスポーツにも広がりました。
マネジメントの分野では、1950年代ハーバード大学のマイルス・メイス助教授が本の中で、「マネジメントの中心は人間であり、人間中心のマネジメントの中で、コーチングは重要なスキルである」としています。
1980年代になると、企業内研修の担当者やコンサルタントが集うASTD(アメリカ研修専門家協会)でも、コーチングが取り上げられるようになり、講師向けの研修マニュアルも作られるようになりました。
この頃、コーチングに関する出版物も増え、1985年トム・ピーターズが書いた「PassionforExcellence」は、ニューヨークタイムズ紙の、ベストセラー1位にランクされた本で、日本でもベストセラーになりました。
1992年には米国で、プロコーチ育成のバーチャル大学が誕生し、電話会議システムを使って、世界中どこに住んでいても、コーチングスキルのトレーニングを受けられるようになり、同じ年、CTI(The Coaches Training Institute)もカリフォルニアに創立され、ワークショップ形式での養成が行われています。
1997年には、企業内コーチ育成の為、コーポレート・コーチ・ユー・インターナショナルが設立され、アメリカでは、経営者や管理職にターゲットをしぼったコーチングの研修を実施しているそうです。
日本では1997年にコーチ21がライセンスを取得し、プロコーチ育成を行っています。
1998年10月には文部大臣認可の財団法人生涯学習開発財団による、「コーチ認定証」を発行する許可を受けました。
1997年7月には、日本コーチ協会が設立され、2000年11月にはNPO法人を取得しています。
コーチングに関する資料、本等を調べましたが、上記流れが、コーチングの現在までの流れのようです。
なかでも、PHP研究所発行の入門ビジネスコーチングは、初心者にもわかりやすく、お勧めです。
コーチングとは、新しく作り出されたものではなく、発見されたもので、選手(個人)の能力を引き出すのが上手なコーチや、優秀といわれるビジネスマネージャー等の、やりかたを体系化したものが、コーチングと呼ばれるようになったようです。
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